経営理念

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株式会社 発見社

  • 代表取締役 相場幸樹 昭和44年・秋田市生まれ。
  • 東日本大震災のあった平成23年3月に介護の世界に入る。
  • 平成25年9月20日、株式会社発見社設立。
  • 平成26年4月1日、デイサービスあじさいオープン。

運営に関する方針

通所介護サービス計画に基づき、可能な限り自宅における生活維持・向上に向け、 援助することを念頭において、入浴、排泄、食事などの介護相談援助、 社会生活上のお世話を行うことにより、利用者がその有する能力に応じ、 自立した日常生活を営むことができるようにすることを事業所の運営方針としています。


あじさい

経営理念

私たちは地域社会への貢献を通じて お互いの人格を高めあい、徳を積み 社員ひとりひとりの幸福を追求するために存在します。


あじさい

わたし達ケアワーカーは

わたし達ケアワーカーはお年寄りと普段から触れ合っていますが。専門職といっても特別なことは何ひとつしていません。 ただ、人の尊厳を守り、人の生活を支えているにすぎません。その「人」というのが我々より歳がいっていて、我々より先に衰えているというだけなのです。 ただ、順番なんです。だから、お互い様なんです。

そして住み慣れた自宅が一番、心地よく感じるのはわたし達もお年寄りもおんなじです。いつまでも在宅で元気に暮らしたい、そんな望みを叶えるために支援する。 わたし達はそのために存在し続けます。年老いていくことは悲しいことかもしれないけれど。たとえ衰えていったとしても、もし認知症になっても大丈夫。 わたし達があなたを支えていくから。誰もが安心して年老いていける世の中を。お年寄りも若者も、認知症の人もそうでない人も共生できる社会をわたし達は望んでいます。

お年寄りは「弱者」です。そして、わたし達もいずれ歳をとり、弱者になります。だから、高齢化はすべての日本人の問題でもあります。 そしてこれからは、わたし達介護の現場の人間だけではなくみんなで高齢者を支えていかなくてはいけません。

日本は問題が山積していますが、未来を憂えるよりも、過去に学ぶべきです。そして、お年寄りは日本の過去を作ってきた人たちです。 お年寄りの側にだって、年老いていくとはどういうことなのか、生きるということは、死ぬということはどういうことなのか。一回きりの人生ならば、どう生きるべきなのか。 それを伝える「義務」を、同じ日本人として負っているはずです。それを若い世代に伝えることができるのはお年寄りだけですし、だからデイサービスあじさいでは若者の就業体験も随時、受け入れています。

お年寄りはひとりひとりが巨大な図書館です。長い人生を生きることで身につけた知識や知恵を、我々ケアワーカーだけが独占してしまうのも、もったいない話だとわたしは思うから。 皆さん礼儀正しく、謙虚であることや、いつも感謝の言葉を述べてくださることや。お箸やえんぴつの持ち方が正しく美しいことや。 お昼寝のあと、まず毛布の隅をきちんと揃えて畳むといった習慣を目の当たりにする度に感動します。

…ある人は戦後の貧しかった時代。手袋も長靴も無かった、すべてが不足していた時代。素足で田んぼや畑に入り。素手で大地を耕したと言います。そうゆう人たちの努力の賜物が今の豊かな日本です。

秋田は高齢化が一番進んだ地域ですが。それは決してマイナスなばかりではありません。 人生の何たるかを教えてくれる尊い先輩が、わたし達の秋田にはたくさん、たくさんいてくれるっていうことですから。お年寄りは地域の貴重な「資源」でもあるのです。